2012/03/17

back to movie theater

とっても久しぶりに映画館で映画鑑賞。
最後に映画館に行ったのがいつで、何を見たかも思い出せないほどにご無沙汰でしたが、ここ最近で以下の3本を鑑賞。

・ ミッションインポッシブル4
・ ドラゴンタトゥーの女
・ ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

どれもとても良かった。

ミッションインポッシブルは、うんまぁ、期待通りの底抜けエンターテイメントで。トム様のアホ笑顔。やはり大作アクションは映画館で鑑賞すべきだなー。思わず後日にシリーズ3作、全部見ちゃったよ。1作目が1番スパイっぽい。

ドラゴンタトゥーの女は、ものすごかった。オープニングから相当かっこよくて、嫌でも期待が高まる。内容はかなりハードだから、途中で目をそらせたくもなったけど。話も良くできてるし、キャラクターもとても良い。ぐいぐい引き込まれて、みんなリスベットに夢中だな、ありゃ。続編はどうなるのだろう。同じ監督、キャストでされるといいのだけど。とにかくかなりの衝撃だった。しばらく現実に戻ってくるのが困難でした。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い。これはもう、最初っから最後まで泣きっぱなし。劇場内みんな泣きっぱなし。最近は子供が走ってるの見るだけで涙腺緩むのに、あんなかわいくてちょっと壊れてる子の必死な姿を見せつけられた日にゃー。。。号泣。過ぎたことは取り戻せないから、何とか折り合いつけて、ちょっと無理にでも蓋をして、そのまま持っていかなきゃならん。現実に存在し、手の届くものたちをより一層大切にしなきゃならん。ちょっともう、これでもかって程の内容で疲れたわい。オスカーのスタイリングもこれでもかってほどきゃわいかったし。やりすぎ!

あと、旅行の飛行機でも何本か映画を見たのだが、その内のひとつがマネーボール。ブラッドピット主演のアレ。大して期待せずに見たら、あらどっこい!めちゃくちゃ良かった。全体的に良かったのだけど、特にラストシーンが極上。エンディングロールが流れ出してから、涙があふれてきたよ。上記3作と合わせた中で、ラストシーンに関してはコレがベストだった。終わりよければすべて良しじゃないけど、やはりラストシーンは重要ねー。

総評として
1位: ドラゴンタトゥーの女
2位: マネーボール
3位: ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
4位: ミッションインポッシブル

さてー、次は何を観に行こうかなぁ。先日のアカデミーで監督賞取ったウディ・アレンのもみたいし、助演男優賞取ってたゲイの父親の映画も楽しみ。

しばらくご無沙汰やったけどやっぱ映画館で観るのはいいもんだなー。

2012/02/28

honeymoon in Mexico, Epilogue

9泊11日のメキシコ旅行、楽しかったです。疲れたけど、やっぱり楽しかった。総評として、メキシコシティが1番良かったな。お天気が悪かったのが残念だけど。ここ何年も、英語の通じる場所ばかり行ってきた僕は、久しぶりに 『ガイコク』 を味わった気がする。僕の英語が役に立たないので、相方も率先してカタコトスペイン語で頑張った。それも良かった。


出発前に「メキシコって何あるん?」とよく聞かれた。答えは「 a lot. 」。たくさんあったよ、見るもの行くとこ。日本ではまだまだ観光地としての知名度低いね、メキシコ。リゾート地であるカンクンには日本からのツアーも増えてるみたいやけど。メキシコは何も、バックパッカーとリゾートラバーだけが行く国じゃない。僕らみたいな旅行もできるし、存分に楽しめる。ただちょっと遠いけどね。だから今回ハネムーンとして長い休暇をくれた相方の会社にも感謝しないといけないし、親族からの軍資金(祝儀)にも感謝だし、「いいやん、結婚式せーへんねんからソレ全部メキシコにつぎ込んじゃえ!」って言ってくれた母にも感謝。そして一緒に冒険した相方にも感謝。



「新婚旅行の次は、定年後ですね!」と言われる日本のサラリーマンの海外旅行事情。さて、次に遠出できるのはいったいいつになりますやら。まだまだ行きたいとこわんさかあるのにねー。







数少ない2ショット。
ぎこちなく、微妙な距離。

ある意味、新婚。

honeymoon in Mexico, Day 10 - 11

Feb/14 - 15


早朝7:15のフライトに乗るため4時起床でチェックアウト。フロントデスクで一緒になったメキシコ人おじさん(流暢な英語)と話してると、「てか車あるんか?乗っけたるで!」って。やさしーなー。平気な顔してこんなこと言える人たちって本当にステキ。お迎えの車を手配済みだったのでお礼だけ言いました。


チェックイン後、ホテルゾーンで買い物した一部の Tax Back の手続きしたり、わずかに残った現金をスナックとコーヒーで使いきったり。経由地ダラスでは乗り継ぎアナウンスに爆笑したり。成田到着後、日本のサービスに恐縮したり。伊丹からも大して疲れも感じずに、タクシーも使わずに帰宅。

★空港での Tax Back は簡単。友人に事前にさくっと教えてもらってたのもあるが、場所はゲートのすぐ近くだし、わかりやすかった。空港職員に聞けば教えてくれるし。係りのおばさんは、かろうじて英語。ものすごくスペイン語な英語。フォームに色々記入しておばさんにチェックしてもらったら、いつ税金が返ってくるか説明してくれる。それでおしまい。 


★最後に治安のことを少し。「治安が悪い」ことに相当びびっておったので、これまでの海外旅行では考えたこともやったこともないトラブル対策をして出発した。メキシコシティで夜に人気のない道を歩く時や、地下鉄に乗る時、最初はドキドキしたよ。ただ、メキシコシティでも、他の2都市でも、怖い目には一切合わなかった。そんな気配すらしなかったのが、率直な感想。途中からは結構無防備に歩いてた気がする。用心するのに越したことはないのはもちろんで、何かあってから後悔しない為にも、無駄に軽率な行動はしないのは当たり前だけどね。たくさんの強盗被害なんかを耳にするが、それの半数以上は、夜間外出や特等ではないバス、そして単独行動が原因なのかもなと思った。2人以上で、旅行者としての適切な行動・用心を心がけていれば、防犯率は上がるのだろう。少なくとも今回僕らが歩いた3都市では、「治安の悪さ」はメキシコ旅行を敬遠する理由にはならなかった。あくまでも個人的な意見だし、僕らはただラッキーだったのかもしれないけどね。


これまで被害にあってしまった人たちみんなが軽率な行動を取ったとはまさか思わないよ。本当に用心していたのに、強盗にあったり盗難にあったり。不運としか言えないケースもたくさんあるだろう。単なるスリならヨーロッパでもあるけど、強盗が多いってのは、やっぱメキシコ怖いよね。もっと情勢が良くなって、インフラも整って、もっと旅行しやすくなればいいね。見どころ満載やから、メキシコ。

honeymoon in Mexico, Day 9

Feb/13

目覚ましなし!朝寝坊!でスタート。午前中にホテルのビーチへ。正直、海に入ってるには少し寒い気温。相方はしばらく海で遊んでたが、僕は少しだけ入ってすぐに退散。蕁麻疹が出る前にね。ビーチサイドで本を読んだりウトウトしたり。腹が減ったので、ホテルのすぐ近くにあるローカルなタコス屋さんへ。昨晩友人に教えてもらってたお店。シーフードタコスが、エビが!絶品!!美味い―。ホテルに戻り、今度はプールサイドで読書やら居眠りやら。少しでも曇ったりするとすぐに寒いくらい。プールにも足をつけに行くが、すぐに退散。ほんとはジャグジーつかりたかったなぁ。ビーチサイドにあるスパを予約していたので、時間になると施術師のおばちゃんが呼びに来てくれてた。予約時に顔を覚えてくれてたみたい。相方と二人揃って屋外スパ、50分全身コース。ゴクラク!!旅の疲れが一気に癒されましたー。



夕方ホテルゾーンのモールに出かけ、アイスを大人食いしたり、残りの土産をやっつけたり。夕食は日本食レストランで、ラーメン。カンクンでいったいどんなラーメン食えんだ?ってなるよねー。美味しゅうございました。カンクン在住日本人の味方なんだろうな。

ホテルへ戻ってから、友人たちがお別れに来てくれた。色々と本当にありがとうね!来てよかったよ。楽しい時間を過ごせました:)

パッキングを済ませ、明朝4時起きに備えて就寝(てか仮眠)。

honeymoon in Mexico, Day 8

Feb/12


この旅行で初めての朝寝坊。目覚ましなしの朝でした。グズグズ起きて、昼前にやっとお出かけ。ホテルゾーンにあるタコス屋さんで食事し、その周辺の土産物屋さんを見て回る。シティとはずいぶん品揃えも違うなぁ。ここでも激しい呼び込みに辟易して退散。バスに乗りセントロへ向かう。再度スーパーマーケットに行って、買いそびれてた土産探し。その後市場にも立ち寄り、さて帰ろうとするがバス停がわからない。手持ちの地図もイマイチわかんない。おじさんにバス停がどこか尋ねるが、わかんない。バス乗るのに一苦労しました。

★カンクンのバス、ちょっと難しかった。バス停もあってないようなものだったり、バス停手前でアナウンスがあるわけでもないし。ホテルゾーンは一本道だから何の苦労もないけど、セントロに行くと大変。観光客がよく行くスーパーマーケットや市場は良しとして、その他のバス停が難しい。しかもウロウロした後の帰りのバス停も難しい。日本のガイドブックにはセントロの詳しい地図がないので、もしセントロメインで動くなら、現地で観光地図入手した方がいいかもね。



やっとホテルにたどりつき、しばし昼寝。夕方に友人と待ち合わせるべくまたバスに乗りセントロへ向かう。ここでトラブル発生。友人に教えてもらった停車場所をバスの運転手に伝え、うなずきによる了解を得たつもりが、その場所に過ぎても教えてもらえず、再度場所の名前を伝えると、身振り手振りで、「ずっと前に過ぎた。さっさと降りろ。」的な。結局ずいぶん行き過ぎた所で下車。middle of nowhere ですな。とにかくバスが走ってきた道を戻る。公衆電話から友人の携帯に連絡し、それからしばらく歩いた後に、無事合流。あー良かったぁ。友人も恋人と一緒に僕らを捜しながら歩いてきてくれてた。本当に心配かけちゃってごめんね。。。



街に来ている、中南米では有名らしいサーカスを観に行く予定だったが、迷子事件の為に予定してた時間に間に合わず。先に夕食を済ませ、遅い時間に合わせてサーカス会場に戻る。もうね、そのサーカスがね、とても良かったのです。サーカス技術がどうとかってんじゃなくてね、その醸し出すノスタルジア、哀愁っていうのかなー。外国の古い映画で見たり、本で読んだりっていうような異国風情溢れまくりの世界。何も最新の物はなくて、派手でない照明や古びた衣装、定番の見世物やこじんまりしたバンド演奏。そして一言もわからないスペイン語。本当に物語の世界みたいやった。しかも僕も相方も生まれて初めてサーカス見たし。きっと最新のサーカスショウとは比べ物にならんくらいチープでお粗末なのだろうけど、僕らは本当に楽しんだ。連れて行ってくれてありがとう!





honeymoon in Mexico, Day 7

Feb/11


早朝6:30にロビーにお迎えがきて、グランセノーテツアーに出発。僕らだけの貸切ツアーでした。セノーテの前にトゥルム遺跡、セノーテの後にプラヤ・デル・カルメンにも行ってもらうようアレンジ済み。日本人が経営するツアー会社に、日本語ツアーをお願いしてました。若い日本男子が今日のガイド君。彼はセノーテだけガイドしてくれ、あとの2か所は目的地に着けば自由行動。

【 Tulum 】

トゥルムまでホテルゾーンから1時間半ほど。車中寝っぱなし。開園と同時にトゥルムに入り、散策。事前勉強もほとんどしてないし、ガイドも付いていないので何となく見て回り、気が向けば英語の説明読んだり。遺跡は全部本物だから立ち入ることはできないので、遠目から眺める。敷地内中にイグアナがいて、遺跡はまるでイグアナのお家。朝早くだけあって、観光客もまばらで気持ち良かった。朝のお散歩的な。僕らが退散するころに、たくさんの観光ツアーが押し寄せてきてた。ビーチもあるからビーチ目当ての人もいたみたい。



【 Grand Cenote 】

これがカンクン行きを決めた大きな理由のひとつ。セノーテ。ユカタン半島にある、石灰岩地帯にできた陥没穴に地下水が溜まりできた泉。テレビで見て以来、行ってみたいなぁと思ってた場所。叶っちゃいました。水温は低いので、ウエットスーツを着てライフジャケットをまとって、水中ゴーグルをつけていざ入水。水の中を覗いてみると、絶句。透明で、青くって、不思議な世界。水中は光の屈折具合のせいで良く見えるらしいので、目の悪い僕にもはっきり見えた。飛んでるみたいに錯覚するくらい透明度が高くて、ほんと不思議。まだ人が少なかったので、特に透明だったみたい。本当にきれいで、怖いくらい。神秘的でした。



ライフジャケットを着たままでは潜水できなかったので、脱いで挑戦するも、結局できなかった。水泳を習っていたので、海ならともかく、淡水で波のない場所ならできると思ったのに。なんでできなかったのかわからなくて、納得いかず。でも考えてみると、たぶん、怖かった。どこまでも続くようにみえる眼下の世界にびびったのだと思う。


【 Playa del Carmen 】

セノーテを後にし、次に向かうはプラヤ・デル・カルメン。ビーチタウン。ここで昼食を取る。この辺からおなかの調子が悪くなる。たぶん原因はタコス。というかそれに付随する刺激物や生野菜。幸い滞在中ひどいことにはならなかったので、良しとする。昼食のタコスも美味しゅういただきました。
ここでも少しお土産屋さんをのぞくが、やっぱりメキシコシティに比べるとずいぶん高いみたいだし、品揃えも全然違った。土産はシティで買っておくのが正解。




早朝出発のかいあって、夕方早い時間にホテル到着。ガイド君とドライバーのおじさんにバイバイ。お疲れさまでした。ホテルのビーチやプールでのんびりしようかと思うが、強風のため諦める。シャワーを浴び、ホテルゾーンのショッピングモールに出かける。ハワイとかグアムみたいにスーパーブランドが並ぶのかしらと思いきや、そんなことなかった。あるのは少しだけ。

夕食は怪しげな日本食レストラン。今回はぜひメキシコ人による外国人のための間違った日本料理(しかも高級感醸し出してるような)を食べたいと思っており、まぁまぁ思い通りの店を発見。その名も Ice Sushi 。インド料理とタイ料理のお店と同じになってて、店内インテリアは期待通りのヘンテコごちゃ混ぜアジア感。水辺の席へと案内される。ニギリをいくつかと、創作巻き寿司を注文。良くも悪くも想像通りのもんが出てきた。しかし、僕らの席についたウェイターがちょっとアホで、ニギリの「ウニ」を間違えて「ウナギ」持ってきた。お前ちゃんと復唱して確認してたし、伝票にも uni って書いてたの、僕見たよ?ウナギを指さし「これはウナギ、僕が注文したのはウニだよ」って伝えると、「えー?どういうことー?」みたいな顔で、ひとつずつ指さし確認しながら、「イクラ、マグロ、エビ、、、、ウニ!」って。いや、だからソレはウナギですから。結局他のお兄ちゃんがきてあっさりと「あ、それウナギ」と彼に指摘。しかも今日はウニないって。なんじゃそりゃ。代わりにタコ食べた。海あるんだからさー、もうちょっと美味しいネタ出せないのかなーって味でした。しかもシャリは力任せにギュウギュウに握ってあったし。うん、期待通り。めっちゃ笑った。

honeymoon in Mexico, Day 6

Feb/10

【 Cancun 】

ベニート・フアレス国際空港を出発する時、シティは大雨やった。しかしカンクンに到着してみれば外は快晴!ただあまりの湿気にひるむ。

★空港で両替しようとするが苦戦。旅行前に治安の悪さを懸念し、現金予算の半分をドル建てT/Cで持ってきてた。カンクンで現金化しようと思っていたのだが、空港でまさかの失敗。アメックスのT/Cがダメなのか何なのか、空港の両替所で断られ、「街まで行かないと無理だ」と告げられる。ホテルで何とか現金化できたが、ここでは$200/日の制限あり。実はカンクンに移動する前にシティの空港で換金しようとしたが、「カンクンのがレートいいから向こうでしたら?」と言われ、そうだなーと従ってた。実際レートはカンクンのが良かった。

★3都市通じてなんだけど、クレジット使えないとこがそこそこあった。もちろんローカルな屋台とかお土産屋さんは無理だろうと思っていたけど、割とちゃんとしてそうなレストランでも無理、もしくはとてもめんどくさがるとこが少なくなかった。僕らはグァナファト往復バス代をクレジットカードで精算できず、思わぬ出費となり、カンクン到着時には現金が底をついていたのでちょっと焦った。


両替やらなんやらで手こずり、部屋に到着後間もなく友人がロビーまで迎えに来てくれた。バスに乗り、セントロまで向かう。


★カンクンのホテルゾーンでは英語通じます。ホテルスタッフやレストラン、ショッピングモール、たいがい大丈夫だと思う。ただ、ホテルゾーンでも小さいローカルなお店はNG。あと、セントロはホテルゾーンみたいにはいかないと思う。僕らはセントロではほとんど友人たちが一緒で、何の苦労もなかったので。

【 Cancun Centro 】

まずはお土産市場、Mercado 28。売り子たちの商売っ気にびびる。ここはシティのシウダデラ市場とは違い、売り子がみんな執拗に声をかけてくる。「コンニチハー」「ヤスイネー、ノータカイネー」「ビンボープライスヨ!」と行く手を阻むように声をかけてくる。ちょっとでも視線を送ろうものなら、餌食。ここで僕は友人に手伝ってもらい、ハンモックを購入する。品定めしてる際、「もっとまけてくれ」「日本からわざわざ来たんだぞ」「あっちの店はもっと安かった」と友人が値段交渉してくれた。気に行ったものがなく、去ろうとすると「じゃあ200ペソ!いや、180ペソ!うそ、もうタダでいいから!!」と叫んできたり。結局はどこよりも安い値段で承知してくれたお店で購入。いつかハンモックのある家に住むことを夢見て。

続きまして、ウォルマートで地元食材購入。友人に教えてもらいながら使えそうなチリソースやディップソース等をみつくろう。メキシコ限定のスナックやインスタント食品も。明日の朝食用にパンとフルーツも仕入れる。

★スーパーのレジでは、キャッシャーとは別にもう1人いる。買った品物を袋に詰めてくれるバイト君だ。午前中は年配の人、午後は子供たちらしい。友人が彼らにもチップをと教えてくれたので、3ペソ程を渡す。彼らのお給料はチップのみだそうだ。後日、自分たちだけでスーパーを再訪した際にもチップを渡すと、バイトの女の子はすごくびっくりして、目を丸くしてた。キャッシャーのおばさんに何か声をかけると、そのおばさんもびっくりしてた。たぶん観光客、しかもアジア人はなかなかチップ渡さないのだろうな。だって僕らも友人が教えてくれるまで、知らんかったし。


友人の恋人が合流、夕飯に向かう。Tacos Rigo ってお店で、あとで見たらガイドブックにも載ってたよ!この旅行で初めてまともなタコスを食べた。それぞれのお肉がどんなものかを友人が説明してくれた。めっちゃ美味しかった!ほんとに!あー、メキシコシティでも屋台とか挑戦したら良かったかもなぁ。そのあと、別の店に移動してビール飲みながら夜風にあたりながらおしゃべり。楽しい夜。

ホテルに帰ると、部屋にシャンパンとイチゴのサービス。予約時に「ハネムーン」って伝えてたからね。でもシャンパンあんまり飲めない。それよりもベッドに薔薇の花とかタオルで作った白鳥とかが欲しかったのになー。

honeymoon in Mexico, Day 5

Feb/9


【 Guanajuato 】

翌朝、街に降りてから朝食を済ませ、帰りのバスチケットを買うべく売り場へ。開店時間にも関わらず空いてなーい。実は昨日も散策中に何度も通りかかったが空いてるとこ1回も見てない。一抹の不安。仕方ないからもうしばらくウロウロして、見逃してるとこ見たりして、再度アタックすると空いてた。ドアに貼ってある開店時間から1時間程過ぎてます。後でメキシコ在住の友人に聞くと、そんなことはザラにあるそうで。とにかく無事に帰りのバス確保。やはりクレジットカード使えず。市内から郊外のバスターミナルまでのタクシー料金は案の定、行きの値段と違った。行きもガイドブックにある相場通りなのでぼったくられてないと思ったけど、帰りにつかまえた流しのタクシーはもっと安かった。


★シティ⇔グァナファト間の特等バスは、ノンストップではない。グァナファトのすぐ近くで1度停車するので、シティから乗った時にはそこがグァナファトかと思ってしまう。実際、僕も着いたと思って降りようとした。運転手に「グァナファト?」って聞くと、笑いながら「ノ!」って言ってた。「まだやから戻っとけー。もうすぐやからー。」的な様子で。間違えてココで降りちゃった人の話も耳にしたので、注意。

★グァナファトの街はカラフルな建物や劇場、大学や教会など、本当に綺麗。でも小さな街だし、見どころがたくさんあるわけでもないので、正直時間をもてあました。一泊で十分だと思ったし、予定よりも早い時間に帰路についた。もう少し暖かい気候だったら、公園でのんびりしたり、夜に飲み歩いたりもできたかもなー。しかし寒さと疲れとでちょっと参った。。。あと、お手洗い事情にも苦労した。シティならば街中で大きなホテルを見つけたらさらっとおトイレ借りれたけど、グァナファトではそれができず。公衆トイレは、うん、まぁ、なかなかのもんよね。。。


シティに到着後、ちらっとシウダデラ市場に立ち寄り、その後ホテルへ戻る。友人から電話があったとのこと。室内は Free WiFi なので、iphone で友人と通信。あぁ便利。明日からのカンクンについての連絡事項。色々本当にありがとうね!その後コンデサ地区へと夕食に向かう。この辺りはおしゃれショップがたくさんとのことだが、夜なのでレストランとバーしか空いてなかった。しかもこの辺りのお店情報がなかなか仕入れられず、ホテルのお兄さんからの情報も「この辺りに行けば何だってあるさ!」的なことしか聞いてなかったので、ちょっと苦労する。もっと具体的に聞けば良かった。結局チャイニーズでメキシコシティの最後の晩餐を済ませた。餃子と春巻きにもチリソースが付いてきた。

honeymoon in Mexico, Day 4

Feb/8

【 Guanajuato 】

朝、タクシーで北バスターミナルへ向かう。タクシー運転手ともやはり言葉が通じなくて一苦労。到着後すぐにチケットカウンターにてグァナファト行きチケット購入。なんとクレジットカードが使えなかった!チケット代金、そこそこするのになー。所持現金が一気に減る。

★前もってバスチケットを購入すべく、前日までに市内にあるチケット売り場を2度ほどアタックしたのだが、両方とも閉まってて失敗。1度目は祝日のため(と思う)、2度目は開店時間の都合(と思う)。ただ、当日でも問題なく買えたし、車内は空いてた。もちろん日や時間帯によりけりなので、週末やイベント時にはもちろん要注意。ETN社の特等バスを選択。座席はかなり広く快適。乗車時に飲み物と簡単なサンドイッチをくれる。

車内で僕は爆睡してしまうが、相方は車窓からの景色を楽しんでたみたい。帰りのバスでは僕が起きてて、車窓を眺めてたけど、なかなか楽しかった。サボテン畑とか農場らしき土地とか、ど派手なお墓なんかが見れた

グァナファトはメキシコシティから北西へバスで約5時間の距離にある世界遺産の都市。かつて銀鉱脈が発見され、それで栄えた土地です。中世の雰囲気残るカラフルな町並みはおもちゃ箱みたいやった。


街中は細かい路地がたくさん交差していて、ざっくりとしたルートだけ決めて、思いつきで曲がりながら進む。どの路地に入ってもシャッターチャンスばかり。アップダウンが激しいので疲れるが、狭い街なので迷子になることはない。遅い昼食の後、ピピラの丘まで上がり展望を楽しんだ。カラフルで四角い建物がつくるモザイクな景色。とってもきれい。「あぁ、ずいぶん遠くまできたなぁ。」と感慨にふける。その近くにある今夜の宿へ。ここもB&Bなんだけど、フロントデスクとかないから「オラー!誰かいませんかー?」と入っていくが返事無し。叫びまくってたら、建物の改装工事中のおじさんが助けてくれた。といってももっと大きな声でオーナーの名前呼んで「出てくるはずだから、もう少し待ってなさいな。」と。その後すぐにテンション高めのオーナーが出てきて部屋に案内してくれた。僕の名前も聞かずに。「オーキードーキー!」が口癖のようだ。

荷物を置いて、もう一度丘へ。雲がでてきたから丘からの夕日は見れませんでした。残念。また街に降り、散策の続き。徐々に日が落ち、ランタンに灯りがともりだし、街は幻想的な雰囲気に。





ただ、夕食時に僕の疲れはピーク。意識朦朧で夕食を済ませる。満腹になれば少し回復し、宿に帰る前にもうしばらくそぞろ歩く。街の中心部は観光客で賑わっていた。宿が丘の上にあるので、治安が良くないと言われる夜間にもそんな心配せずに街を一望できた。晴れ間からの月明かりが青白く、眼下の街からはカンテラの赤い灯り。「あぁ、すごいとこまで来たなぁ。」と再度感慨にふける。宿のテラスからも夜景みれました。ただ、外でジッと立ってるにはtoo windy, too cold.

2012/02/24

honeymoon in Mexico, Day 3

Feb/7

【 Zocalo 】

朝食を済ませ、ソカロへ向かう。ソカロの真ん中にそびえ立つ冗談みたいにでかい国旗は、たなびいていなかった。先日見かけた際には風にたなびいて、ものすごい迫力だった。まず手始めにカテドラル・メトロポリターナに入る。メキシカン・バロック様式、おそるべし。つまり超バロック。バロックはただでさえ派手なのに、それにまだ足し算しまくりの様式。ギラギラデコレーションとギンギンフィギュア。満腹です!メキシカンクリスチアニティーの象徴、グアダルーペ(褐色の聖母)画もありました。
続きましてはー、国立宮殿!ここの見どころはディエゴ・リベラの一大壁画プロジェクト。実はリベラの壁画はあまり期待してなかった。単に画風が好みじゃないとか、そんな理由で。ところがどっこい!実際に目にすると、その壮大さ、迫力、誠実さに圧倒されました。震えたよ、ほんと。見て良かったー。最初のリベラ壁画の後は、たいして興味もわかず、さっさと通り過ぎました。敷地内のお庭にはたくさん猫がいた。

★国立宮殿の入場にはID提示が必要とガイドブックには記載されていたが、実際は荷物検査とボディチェックだけでした。きっと日によりけり。

さて、少し歩いて次に向かうは青いタイルの家。外壁のタイルが美しく、吹き抜けになっている内部もとっても雰囲気あるね!階段にはシケイロスの壁画。これも荘厳なかんじで良かった。


【Museo Nacional de Antropologia】

上記3点を午前中に済ませ、今度は地下鉄に乗って国立人類学博物館へ。館内のレストランで昼食をとり、テオティワカン、マヤ、メヒコ文明を中心に回る。なんかねー、色々あり過ぎてわけわからんくなった。ガイドがあるほうが断然いいね、こういうのは。メキシコ全土から発掘された古代遺跡の数々は、ほとんどこの博物館で保存・展示していて、それぞれの現地にはレプリカを置いているそうです。発掘されたフィギュアは、よもや本気とは思えぬユニークさでした。

≪古代メキシコ文明の真実!こんなん出ましたけど、なにか?≫







【 Casa Luis Barragan 】

博物館の後は、ルイスバラガン邸。地下鉄の駅からも迷わず行けたので、約束の時間よりも30分程早い、3時半くらいに到着。雨も降ってきたし、中で待たせてもらえるかなと思い呼び鈴を鳴らす。あっさり入れてもらえ、予約の旨を伝えると、「あれ、予約3時だったよね?」との返し。僕、「いやいや、最初3時って連絡もらってたけど、やっぱり4時に来てって訂正の連絡貰ったよ?」。スタッフ「あっそ、じゃまあいいや。始めよか!」。びっくりさせんなやー。

★事前調査ではここ、かなりいい加減とのウワサが多かったので、予約してても安心できない状態でした。メールの返事も数回プッシュしてやっときたし。案の定、なんか食い違ってたし。もし4時に来てたらもう閉まってたかも。。。行く人は気をつけてね。気をつけようないけど。。。地下鉄Constituyentesの駅から遠くないのだけど、ちょうど南側の駅出口の裏側にあります。北側に大きな道路があり、その向こうには大統領官邸があるのだけど、そっち側に渡らずにね。

お姉さんによる英語ツアーは、なかなかのテンポの速さ。相方に通訳する隙を与えてくれません。全部ちゃんと通訳できなくてごめんね。でもヒアリングだけなら、彼も結構わかってたみたいで良かった。バラガン邸は本当にステキだった。全体の調和や、細部のこだわり、当時の最先端。どれもおもしろかった。写真で見てる時はピンクの壁が印象的だけど、実際には黄色やオレンジがとても印象に残った。光を受ける壁がなんともドラマティック。1時間弱程のツアーは見ごたえたっぷりやった!おすすめ!


プラプラとホテルに帰る途中、地元の青空マーケットに遭遇。カメラ抱えてうろつくアジア人にみんなやはり熱い視線を送ってくれました。
メキシカンフードに若干飽きた僕らは、ホテルで教えてもらったおしゃれイタリアンで夕食。デザートまで平らげて満腹。その後寝付けないほどに満腹。

honeymoon in Mexico, Day 2

Feb 6


【 Teotihuacan 】

早起きして、テオティワカン遺跡へ。これもツアー参加。僕ら+日本人3人家族の2組。ガイドはメキシコ人男子。上手に日本語を話すし、色んな質問にもちゃんと答えてくれたのでとても有意義だった。遺跡はガイドなしではおもしろさ半減かなーと思ったので参加を決めたが、正解。

 ★遺跡について予習してたり、もしくは興味ないのなら、ツアーなしでもいいと思う。テオティワカンは市内から遠くないし、市内北部からのバスで行けるみたい。僕らが参加したツアーは半日だけだし、送迎があるので、時間節約になった。午後からの予定が組みやすかったこともあり、満足。





【 Mercado de la Ciudadela 】

午後からはシウダデラ市場へ。この時初めて地下鉄に乗ったけど、これも想像していたような恐ろしさはなく。ただ、アジア人珍しいのか遠慮なしに熱い視線を送られる。「アジア人?子供?」とか思ってんのかしらねー。

★メキシコシティの地下鉄は世界一安いらしい。一回乗車どこまで乗り継いでも3ペソ(約18円:2012/02のレート)。切符購入も簡単だし、市内移動はこれが主となる。ただ、路線が若干微妙。

 市場内で昼食を取る。片言のスペイン語で、会話辞書使いながらメニューを聞いてオーダーするが、思ってるもんとまったく違うもんがでてきたり。店のおっちゃんとの意思疎通に苦労している様子を隣テーブルの夫婦がニコニコ見てた。「子供たち、微笑ましいなぁ。」とか思ってる様子で。
市場内は想像通りカラフル!雑多!!ガイコツ!!!お土産ショッピングしました。店番してる人たちは商売っ気がまったくなく、観光客を見ても呼び込みすることなく。「これいくら?」と声をかけるとやっと腰を上げるかんじ。「いくら?」「まけてよ」くらいしか言えない僕らと電卓持って値段交渉。どこのお店も必ずディスカウントしてくれるけど、それが安いのか何なのかよくわからんし。

★市場内はまるで迷路。「後で戻ってこよう」と思っても、なかなかたどり着けない。僕らがいた時はわりと空いていた。いつもこんな感じなのかなー。もし混んでたらスリとかいそうだなーと思った。



夕方近く、昨日同様に激しい雷が。雨は小降りになるも止む気配なく。地下鉄を乗り継ぎ、夕食を予定している付近まで行きカフェにでも入ろうかと思うが閉まってたりなんだりで上手く入れず。予定より早めに夕食を取り、ホテルに戻る。雨に濡れて冷え切った体。体力が奪われるー。熱いシャワーを浴びてさっさとベッドに潜り込みました。

honeymoon in Mexico, Day 1

FEB 5


【 Ciudad de Mexico 】


成田を出発してから約11時間。予定よりも少し早くダラスに到着。ここでの乗り継ぎ時間はわずか1時間半。アメリカは乗り継ぎだけの乗客に対しても入国審査を行うので、この1時間半はわりと怖い。案の定ギリギリで通過。空港係員に「ゲートどっち?」って声かけたら、「わ、時間ないやん!あっちー!」との返事。ボディチェックを超え、ゲートに走るとちょうど僕らの名前呼ばれてた。ダラスから2時間半、無事メキシコシティに到着。両替を済ませ、空港内で軽く食事をしタクシーに乗る。空港内のファストフード店で早くも四苦八苦。言葉わからんし、メニューわからんし。

★アメリカ入国してから標識通りに進むと、混んでるボディチェックに着く。そこは混んでる上に、乗り継ぎ便のゲートから遠いので、職員に聞いて誘導してもらう方がいい。日本からの乗り継ぎで、乗り遅れる人そこそこいるみたいだ。

メキシコシティ滞在中は、B&Bに宿泊。B&Bと言っても、ブティックホテルみたいな感じで、とてもモダンでチャーミング。部屋は思ってたよりずいぶん狭かったけど、きれいで落ち着く。迎えてくれたお兄さんはナチュラルな英語を話すので大変安心。滞在中、たくさん助けてもらった。
ロングフライトでさすがに疲れ、夕方まで少し寝ようかと考えていたら部屋の電話が鳴る。フロントからかと思い出てみると、なんとカンクンに住む友人からだった。僕らが到着したら連絡をもらうようにホテルに頼んでいたらしい。涙がこぼれるところだった。「無事に着いた?よかった!」って彼女。お前なんて優しいんだ。僕の声が変だったのは疲れのせいじゃない、涙を堪えてたのだよ。


【Lucha Libre】

少しのナップの後、まずはファーストイベントととしてルチャ・リブレ!メキシコ名物のプロレスです。事前のリサーチで、会場付近は相当治安悪し、とのことなので、おとなしくツアーに参加。メキシコ人の男子が英語でガイドしてくれた。オーストラリアからの3人娘と僕らの計6人で会場に向かう。

2時間ほどの間にチームマッチが5、6組だったかな。ルチャはVS悪役というわかりやすい構図で試合が進みます。覆面レスラーがたくさんいるのが特徴。今回は日本人選手も2人悪役で出てた。お決まりの試合展開はまるで吉本新喜劇。会場内の雰囲気や、レスラーのパフォーマンス、地元民の応援等、どれもなかなかチープなかんじで本当に面白かった。日本のプロレス見たことないけど、ルチャはなんだかほのぼのしちゃうくらい楽しかった。会場には子供もたくさんいたし、カップルもちらほら。試合そっちのけで熱烈チューしてたけど。

★実際に行ってみると、事前調査のような治安の悪さはそんなに感じなかった。やはり英語は通じないので、スペイン語がわからなければチケット買うのも面倒、そのうえ値段が変動する恐れあり。カメラや飲食物の持ち込みは禁止。カメラはセキュリティで預かってもらえる。チケット引き換えなので無事に手元に戻ってきたよ。ただ、これもやはりガイド君がいたからかも。英語ツアーならそこまで高くもないし、申し込んで良かったかなと思う。会場はホテルから遠かったので、お迎え付きは大変助かったし。帰りもホテルではなく、晩御飯探しに便利な地区まで送ってくれた。


晩御飯は、とりあえず見つけた英語メニューがあるレストランに入る。マリアッチ(メキシコ楽団)の生演奏あり、テーブルまで来て目を見て歌ってくれるのだけど、どうしていいかわからず困惑。ホテルまでは歩いて帰れる距離と聞いてたけど、そこそこ遠く、雨も降っていたのでしょぼくれて帰った。

★メキシコシティは想像以上に広かった。しかも飲食店などは連立してるわけでなく、「この辺に行けば何かあるだろう。」と進むと苦労することになる。そしてどうやらメキシコ人、「歩ける距離」が相当長いようだ。「あぁ、歩いてすぐだよ。」の距離が結構ある。アメリカ人なら確実に車に乗る距離だ。そんなわけで、滞在中は結構歩く羽目になりました。



メキシコシティ滞在中にお世話になった Villa Condesa: